お尻が痛くて創作活動に集中できない! 絵師のお尻を脅かす「痔」の対処法と予防法について

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お尻が痛くて創作活動に集中できない! 絵師のお尻を脅かす「痔」の対処法と予防法について

イラストや漫画の制作は常に座っているため、「痔」に悩まされる絵師が多くいます。

痔によって引き起こされる健康被害も深刻なものが多く、出来ることなら避けたいところでしょう。

かく言う私も幾度となく痔を患ってしまい、何度も痛い目に遭ってきました。

この記事では、痔を患ったときにすべき行動と日頃から心掛けておきたい痔の予防法について解説しています。痔に悩まされている絵師さんは、ぜひ参考にしてみてください。

絵師が「痔」になりやすい理由とは?

絵師が「痔」になりやすい理由とは?

一般的に「痔」は、デスクワークが中心の生活を送っている方によく見られる病気です。

ストレスや冷え、便秘など「痔」に繋がる原因は幾つかありますが、やはり一番の原因は「姿勢」によるものでしょう。

イラストレーターをはじめとした絵師たちは長時間デスクに座っているため、お尻に血が溜まりやすく、静脈瘤(うっ血)を引き起こしやすい傾向にあります。その上エアコンの効いた部屋で作業していれば、身体が冷えてさらに悪化してしまうのも必然です。

この過酷な環境で出来上がった静脈瘤が腫れたり、切れたりしたときの痛みは想像を絶することでしょう。ある意味、ほとんどの絵師は自ら「痔」を発症させに行っているのかもしれません。

自分の生活習慣を見直し、日頃から痔にならないよう努めていきましょう。

ちなみに痔は大きく分けて「きれ痔」「いぼ痔」「痔ろう」の3つに分類され、ほとんどの日本人は「いぼ痔」に悩まされているそうです。

厄介なことに「いぼ痔」は生活習慣の改善や薬物療法で症状を和らげることは出来ますが、自然に治癒することはないので、痛みが強く出る場合は病院を受診してください。

「痔」を患ったときに自分で出来る対処法3選

「痔」を患ったときに自分で出来る対処法

ここからは、痔を患ったときに自分で出来る対処法について解説します。

すでに痔に苦しめられている方は、参考にしてみてください。

お尻を温める!

血行不良による痔は、お尻を温めることで症状が緩和されます。

お風呂に浸かったり、カイロを使って温めましょう。

とくにお風呂は血流を改善させるだけでなく、ストレス発散や疲労回復にも繋がるとても良い養生法です。ただし、シャワーは患部(痔)への刺激となり、痛みを強くする恐れがあるため、温める目的での使用はおすすめしません。

なお、出血がある状態でお尻を温めた場合、出血を促すリスクがあります。出血時は出血している部位をティッシュなどで抑え、出血が止まっていることを確認してから温めるようにしてください。

あまりにも出血が酷いようなら、おとなしく病院を受診しましょう。

痔に優しいクッションを使う!

痔に優しいドーナツ型のクッションであれば、お尻に掛かる負担を減らすことが出来ます。座面が患部(痔)に触れることもないので、痛みも和らぐでしょう。

「病院に行きたくても行けない」「座薬を切らしてしまった」「ゆっくり風呂に入る時間なんてない」そんなアクシデントが起きたときのためにも1つくらいは持っておきたいアイテムです。

根本的な解決にはなりませんが、数時間から数日をやり過ごす手段としては及第点だと思います。

市販薬や専門の医療機関を頼る!

症状が軽度であれば、市販薬を使うことによって痛みや痒みが緩和されます。

痔の薬は「注入軟膏」「座薬」「軟膏」の3種類に分類されるため、痔のタイプや症状に合ったものを選びましょう。一般的に「いぼ痔」なら注入軟膏、「きれ痔」なら塗り薬が用いられるそうです。

どれを買っていいか分からないときは、ドラッグストアに常駐している登録販売者や薬剤師に相談してみてください。

また、専門の医療機関に掛かれば、適切な処置が受けられます。

「市販薬を使用しても症状が改善されない」「日常生活に支障が出るほど痛い」「排便時の出血が多い」これらのような症状がみられるときは早めに受診しましょう。

場合によっては手術も必要になるので「これくらいなら平気だろう」という油断は禁物です。

まずは近隣の医療機関に「肛門科」、もしくは「肛門外科」があるかを確認してみてください。見つからない場合は「外科」や「消化器外科」でも診てもらえるそうです。

専門医による適切な薬が処方されるため、市販薬以上の回復が期待できます。

日頃から心掛けおきたい「痔」の予防法5選

日頃から心掛けおきたい「痔」の予防法

ここからは、痔にならないための予防法について解説します。

誰でも簡単にできることばかりなので、ぜひ実践してみてください。

定期的に席を立ったり、歩くようにする!

先述したように痔は長時間のデスクワークが主な原因です。本来なら心臓に戻るべき血がお尻に溜まっている状態なので、定期的に席を立ち血流を促してあげましょう。

その際に歩く運動も取り入れておけば、かなりの効果が期待できます。

休憩時にお手洗いへ行ったり、水分補給のためだけにキッチンへ行くだけでも構いません。

数歩だけでも立って歩くことを意識してみてください。

また、とある絵師さんはデスクを昇降型にして、座る時間を減らしています。昇降型デスクは座り過ぎを防止するだけなく、座り姿勢と立ち姿勢を交互に繰り返すことで健康を促進させます。

痔だけでなく、腰痛や肩こりも改善されるでしょう。

運動不足を解消したい方は昇降型デスクの導入を検討してみてください。

身体を冷やさない!

身体の冷えは血流を悪くする要因のひとつです。座位によるお尻への圧迫と身体の冷えが重なることによって、痔になるリスクはさらに高まるでしょう。

そうならないためにも血流が滞りやすい下半身は冷やさないようにしてください。

夏は部屋の温度調節に気をつけるほか、冷たい飲み物の一気飲みを避けるだけでも予防に繋がります。反対に冬はひざ掛けやブランケットなどを活用して身体の冷えを防ぎましょう。

全身が温まる入浴は季節に関係なくおすすめです。

過度な飲酒や刺激物は控える!

過度な飲酒は肝臓に負担をかけるだけでなく、下痢を誘発し、肛門に炎症を起こしやすくします。

また、香辛料が多く含まれた食品や柑橘類をはじめとした酸味の強い食材は、ほとんど消化されないため、排便時に痛みを伴いながら、肛門に静脈瘤や炎症を引き起こす可能性があります。

日常的にアルコールや刺激物を摂取している方は、自分の生活習慣を見直してみてください。

便秘や下痢を起こしにくい生活を送る!

便秘や下痢は痔を発症させるだけでなく、痔の悪化にも繋がる厄介な問題です。

なるべくインスタント食品は控えつつ、整腸作用のある食品や食物繊維が豊富な食材を積極的に摂取していきましょう。同時に適度な運動も習慣付けることで、お通じが良くなります。

決して無理はせず、自分のできる範囲で運動を続けるように心掛けてみてください。

運動が苦手な方には、手軽に始められるウォーキングやジョギングがおすすめです。

休息と睡眠は適度に確保する!

適度な休息と睡眠は痔だけでなく、あらゆる生活習慣病の予防に繋がります。

睡眠不足は腸の働きを著しく低下させ、便秘や下痢を引き起こしやすくします。睡眠の質を下げてしまうような行動は控えましょう。

睡眠の質を下げないことも大切ですが、同じくらい睡眠の質を上げることも大切です。

アロマオイルを設置したり、睡眠導入用音楽を視聴したり、寝具を改善することによって、睡眠の質は劇的に向上します。気持ち良く眠りたいときは、眠る環境に意識を向けてみてください。

あとがき

以上が「絵師のお尻を脅かす痔の対処法と予防法」になります。

痔が深刻化した場合、座っていようが、立っていようが、寝ていようが、常にお尻が「ジンジン」「ヒリヒリ」「ズキズキ」と痛みます。正直に言ってしまえば、漫画なんて描いていられません。

もう二度とあの地獄を味合わないためには、日頃から「痔」と上手に付き合っていく必要があるのでしょう。これからも自分の体調を気遣いながら、創作活動を続けていきたいと思います。

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