【実践レビュー】WordPressテーマ「RE:DIVER」を使うメリットとデメリットとは?

2025年、株式会社Qreit Bear(クレイトベア)から次世代のWordPressテーマ「RE:DIVER」がリリースされました。ブログ初心者でも簡単に高品質なWebサイトが構築できる優れたテーマですが、口コミやユーザー数の少なさから、購入に踏み切れない方もいるのではないでしょうか?
この記事では、RE:DIVERを使うメリットやデメリットを解説しています。
記事の後半では初心者ブロガー、アフィリエイター、Web制作者ごとにおすすめとなるポイントも解説しているので、テーマ選びに悩んでいる方は参考にしてみてください。
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WordPressテーマ「RE:DIVER」の特徴


RE:DIVERは「Diver」の後継として開発されたWordPressテーマです。
基本的な機能性はさることながら、デザイン性やカスタマイズ性、広告による収益性も大幅にパワーアップしており、ノーコードで簡単に高品質なWebサイトが構築できます。サポート体制が充実しているため、ブログ初心者でも安心して使い続けられるでしょう。
2025年にリリースされた新しいテーマなのもあって、まだまだ知名度は低いかもしれませんが、将来性はSWELLやJIN:R、AFFINGERにも劣りません。堅実にアップデートを重ねていけば、WordPressテーマにおける定番のひとつになりえるでしょう。
本気でWebサイト運営に取り組むなら、あらゆる可能性を追求するRE:DIVERがおすすめです。次世代のブログマーケティングに挑みたい方は、RE:DIVERの導入を検討してみてください。
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RE:DIVERのメリット5選

ここからはRE:DIVERを使うメリットについて解説致します。実際に使っていたからこそ分かるRE:DIVERの実情を粛々と綴っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、ここで解説するサイト機能やサポートサービスは【ver0.5.7(2025年9月5日)】時点での情報です。アップデートにより一部の仕様が変更している場合がございます。
訪問者のユーザー体験を高める洗練されたサイト機能
RE:DIVERには、訪問者のユーザー体験を最大限に高め、さらなる行動を促進させる秀逸なサイト機能がいくつも搭載されています。
例えば、そのうちのひとつであるブックマーク機能は「あとで読みたい」と思った記事をワンクリックで保存し、再検索の手間を大幅に減らしてくれます。これにより、Webサイトへの定期的な再訪が期待できるほか、固定ファンの獲得にも繋がるでしょう。
また、RE:DIVERのサイト内検索機能はカテゴリーページをはじめ、タグページやカスタム投稿のアーカイブページからでも絞り込み検索が可能です。高機能な検索インターフェースで訪問者を検索結果に近い記事へ導き、訪問者の回遊率と滞在時間を自然に延ばしてくれるでしょう。
さらに訪問者の属性や行動履歴をもとに最適化されたコンテンツを提供するパーソナライズ記事を有効化すれば、訪問者の直帰率も改善されるかもしれません。
Webサイトのエンゲージメントとロイヤルティを効率的に向上させるなら、RE:DIVERのサイト機能は大いに役立つはずです。RE:DIVERを利用する際は、ぜひ活用してみてください。
- ブックマーク機能
ブックマーク機能はWebサイト内で公開されている特定の記事を保存し、後からでもすぐにアクセスできるようにする機能です。運営者側はブックマークデータから訪問者のニーズを把握し、よりパーソナライズされたコンテンツ制作に活かせるでしょう。
- 閲覧履歴の保持
訪問者が過去に閲覧した記事を保持し、シームレスな再訪を促進させます。再検索の手間を減らし、Webサイトの利便性を上げることで回遊率と滞在時間が改善されるでしょう。よりパーソナライズされたユーザー体験を提供するため、リピーターの増加にも期待が持てます。
- パーソラナイズ記事
投稿ページの最下部にパーソナライズ記事を表示することが出来ます。訪問者の属性や興味関心に基づいて最適化されたコンテンツを提供するため、滞在時間がさらに延びるでしょう。Webサイトのコンテンツが豊富な方は試してみてください。
- ランキング生成機能
Webサイトのアクセス数を計測する機能が標準で搭載されているため、プラグインを使わずに人気記事ランキングを生成することが出来ます。さらにカテゴリーやタグ、執筆者、ブックマーク保存数、計測期間などの複雑な検索指定も可能です。
- 絞り込み検索
RE:DIVERなら、プラグイン不要で高機能な絞り込み検索が使えます。カテゴリーとタグを組み合わせた複数検索が可能なうえに並び替えメニューも標準で搭載されているため、訪問者のさらなる行動を促してくれるでしょう。
- SNSシェア機能
RE:DIVERはソーシャルメディアとの連携を改善し、訪問者のシェアに対するハードルを下げました。Webサイトのコンテンツがシュアされれば、瞬く間に広がり、アクセス数の向上に繋がるでしょう。
- AIライティング
RE:DIVERは最新のAIモデルを活用しており、ワンクリックでコンテンツを自動生成することが出来ます。記事の要約、導入文、ディスクリプション、関連キーワード、キャッチコピーも自動で生成してくれるため、コンテンツ制作がさらに捗るでしょう。
機能美と装飾美を両立したブロックエディター
RE:DIVERはテーマ本体だけでなく、購入時に付いてくる専用プラグイン「Diver Blocks」も非常に優秀です。このプラグインを有効化することでブロックエディター(Gutenberg)に対応した装飾ブロックが追加され、Webサイトのコンテンツ制作を快適にしてくれます。
直感的に使いやすいよう操作画面が最適化されているため、デザインが苦手でもプロレベルのWebサイトに仕上げられるでしょう。他テーマには実装されていない機能が多く、レイアウトデザインの自由度もかなり高いので、ライティング作業に楽しさを覚えるかもしれません。
コンテンツ制作の効率化を図りつつ、コーポレートサイトやブランドサイトにも対応するブロックエディターを使いたい方にはおすすめです。
- 記事ブロック
- レイアウトブロック
- 文字装飾ブロック
- スライダーブロック
- 入力補助ブロック
- ウィジットブロック
ちなみにDiver Blocksは、デフォルトのブロックエディターにも様々な効果を追加することが出来ます。デバイス毎に表示条件を変えたり、アニメーション機能を追加したり、表示期間を設けることで表現のバリエーションは格段に増えるでしょう。
徹底的に最適化されたテーマ設計
RE:DIVERは、サイト表示の高速化にも力を入れています。
テーマ構造にjQueryを使用せず、Vanilla JavaScriptを採用することでサイトの読み込み速度を大幅に向上させました。その結果、ほかのWordPressテーマは少なくとも300KBのリソースが必要なのに対し、RE:DIVERは50KB未満にまで抑えられています。
時間にして約0.5秒、圧倒的な爆速表示で他の競合サイトを凌駕することでしょう。
実際に当ブログサイトの人気記事をGoogleのPSI(PageSpeed Insights)で10回ほど診断し、平均値を出してみたところ約91点のスコアを叩き出しました。導入しているプラグインや通信環境によって計測結果は変動しますが、ストレスを感じるほどの遅延は滅多に発生しません。
RE:DIVERを使っている人からは「以前よりも直帰率が改善した」「訪問者の滞在時間が延びた」との声が多く寄せられています。爆速表示によるユーザー体験の向上は、検索エンジン(SEO)に良い影響を及ぼすほか、ファンの獲得にも繋がる重要なポイントです。
検索エンジンフレンドリーなRE:DIVERであれば、Webサイトの検索順位アップも十分に見込めます。上位表示を狙いたいWebサイト運営者にとっては、大きなメリットになるでしょう。
Webサイトの収益を拡大する広告機能
RE:DIVERは10,000以上のWebサイト運用実績から広告掲載による最適な収益モデルを確立しており、少ない労力コストで収益を最大化させることに特化しています。
- 広告自動配置
記事の内容や文章量に応じて最適な位置に広告を自動で表示します。手間なく運用できるうえに訪問者のユーザー体験を損なわせないため、効率的に収益を大きくすることが出来ます。
- 広告ブロック検知&代替広告表示
訪問者が使用している広告ブロック(Adblockなど)を検知したら、代替広告や別のコンテンツを表示します。Webサイトにおける収益チャンスの損失を防ぎ、安定した収益化が望めるでしょう。
- ads.txt生成
悪質な広告詐欺や不正広告を防ぐテキストファイル(ads.txt)を自動で生成し、大事な収益を守ります。初心者でも簡単に設定できるため、安全安全な広告運用が実現できます。
これらの機能が些細な収益チャンスを見逃さず、最適なアプローチで訪問者のクリック率と成約率を伸ばします。良質なコンテンツを制作し、顧客のニーズを的確に捉えたプロモーションで収益化を加速させましょう。
開発スタッフによる手厚いサポート体制
RE:DIVERは、テーマ購入後のサポート体制も万全です。
購入者全員が閲覧できるマニュアルサイトや専用のサポートフォーラムに加え、専門スタッフによる回数無制限の個別チャットまで準備されています。基本的に個別チャットは有料ですが、購入後30日間は無料で使えるため、初心者の方も安心して使い始められるでしょう。
公式が「テーマ購入後に見放すことは絶対にありません」と宣言しているだけあって、行き詰まったときの対応力と問題解決能力は、RE:DIVERを使用している人たちの間でも好評です。
今ならテーマライセンス認証で個別チャットが30日間さらに延長されます(※2025年9月時点情報)。Webサイトの構築に自信がない方は、個別チャットを活用してみてください。
また、すでに別のWordPressテーマでWebサイトを運営していても問題ありません。
同梱されているテーマ移行プラグイン「REDIVER Thema Transfer」を使えば、今まで作り上げてきたコンテンツをRE:DIVERのデザインに合わせて自動で最適化してくれます。テーマ移行に必要な手間が減り、Webサイトの再構築もスムーズに進められるでしょう。
テーマ移行の詳しい手順は、公式のマニュアルをご覧ください。
RE:DIVERのデメリット3選

ここからはRE:DIVERのデメリットについて解説致します。
正直、私自信はRE:DIVERを使っていて不満はありませんが、使い方や考え方によっては不満に思うこともあるでしょう。あくまでもテーマ選びの参考程度にお読みください。
新しいテーマなのもあってコミュニティが狭い……
RE:DIVERは2025年に発売された新しいテーマなのもあって、利用者のコミュニティがまだ十分に発展していません。SWELLやJIN:R、AFFINGERのようにコミュニティが活発化している人気なWordPressテーマと比べたら、検索によって調べられる情報には限度があります。
実際、RE:DIVERで構築されたWebサイトは少ないですし、RE:DIVERの使い方を解説したブログ記事はもっと少ないです。公式のサポートが手厚いとは言え、インフォーマルな情報の少なさに戸惑う方もおられるでしょう。
しかし、Webサイト運営におけるRE:DIVERの完成度は、前述したWordPressテーマに匹敵するほど優良です。このまま順当に評価され、利用者が増えていけば、RE:DIVERのコミュニティもすぐに拡大していくでしょう。
微力ながら、当ブログサイトでもRE:DIVERに関する記事をいくつか公開しています。コンテンツ制作に躓いたときは、参考例のひとつとして活用してみてください。
複数のWebサイトで使うほど高額になる……
RE:DIVERはライセンス買い切り型のWordPressテーマになるため、使いたいWebサイト数によって金額が変動します。複数のWebサイトで使うほど高額になっていく点には注意しましょう。
なお、RE:DIVERのラインナップは以下の通りになります。
Starter | Basic | Adbanced | |
価格 | 14,980円(税込み) | 17,980円(税込み) | 29,800円(税込み) |
利用可能サイト数 | 3サイト | 5サイト | 無制限 |
1サイトだけの利用であれば、数ある有料WordPressテーマの中でも費用対効果は抜群に良いです。しかし、無制限に使えるAdbancedプランの価格は、やはり割高だと言わざるを得ません。
以下の表からも分かるように国内シェア率1位を誇るSWELLとは、約1万円の差があります。
WordPressテーマ | 金額(税込) | 支払い形式 |
---|---|---|
RE:DIVER(無制限) | 29,800円 | 買い切り型 |
Emanon Premium | 27,800円 | 買い切り型 |
JIN:R | 19,800円 | 買い切り型 |
RE:DIVER(5サイト) | 17,980円 | 買い切り型 |
Nishiki Pro | 17,800円 | 買い切り型 |
SWELL | 17,600円 | 買い切り型 |
Snow Monkey | 16,500円 | サブスク型 |
THE THOR | 16,280円 | 買い切り型 |
RE:DIVER(3サイト) | 14,980円 | 買い切り型 |
AFFINGER6 | 14,800円 | 買い切り型 |
GOLD BLOG | 13,200円 | 買い切り型 |
Webサイトのデザインや性能は、WordPressテーマによって大きく異なります。それぞれの特性を理解し、よく吟味したうえで導入するWordPressテーマを選定してください。
移行に対応しているテーマが少ない……
先ほども解説したようにRE:DIVERには、専用のテーマ移行プラグインが付属しています。
「REDIVER Thema Transfer」はテーマの乗り換えをサポートしてくれる便利なプラグインですが、全てのWordPressテーマに対応してるわけではありません。
サポート対象外のWordPressテーマを使っている場合、全てのコンテンツを自力でリライトする過酷な作業が必要です。それ以外にもテーマを乗り換えたことでWebサイト全体のレイアウトが崩れたり、SEOに悪影響を及ぼして、検索順位を下げるといったリスクもあります。
RE:DIVERに乗り換える方は、テーマ移行に伴うリスクを理解しておきましょう。
ちなみに2025年9月時点の公式マニュアルページによれば、テーマ移行プラグインはDiverにのみ対応しているそうです。そのほかのWordPressテーマは調整中、もしくは追加予定と表記されていたため、今後のアップデートで改善されていくと思います。
テーマ移行プラグインの最新情報を知りたい方は、公式のマニュアルページをご確認ください。
RE:DIVERはこんな方におすすめ!

これまでの内容を踏まえながら、RE:DIVERがどんな方におすすめなのかをまとめてみました。
使用者の属性が異なることを想定し、初心者ブロガー、アフィリエイター、Webデザイナーの視点でおすすめとなるポイントを簡単に解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
初心者ブロガー
普通のブログ運営であれば、RE:DIVERを導入して後悔することはないでしょう。
基本的な性能をはじめ、ブロックエディターに完全対応した専用プラグインの操作性も上々です。おまけにプロレベルの洗練されたプリセットが用意されているため、コーディングの知識がなくても数クリックで簡単に高品質なWebサイトが実現できます。
何かしらの問題に直面しても公式マニュアルや専用フォーラムが充実していますし、個別チャットなら専門のスタッフが迅速かつ丁寧に解決へ導いてくれます。ブログ初心者だけでなく、Webサイトのトラブル対応に自信がない方にとっては心強い支えになるでしょう。
また、RE:DIVERのサイト機能は訪問者をリピーターに転化させ、Webサイトのロイヤリティとエンゲージメントを向上させます。ブログ運営でファンを作っていくつもりなら、最高のユーザー体験を提供するRE:DIVERがおすすめです。
書くことだけに集中したいブロガーは、RE:DIVERの導入を検討してみてください。
専門知識がないブログ初心者にもおすすめ!
アフィリエイター
一般的なブログ運営から効果的に収益を生み出すなら、RE:DIVERがおすすめです。
10,000以上のWebサイトで実証されたデータを基に構築されたテーマ設計は、収益化においてかなりの優位性を持っています。標準で搭載された広告自動配置機能や広告ブロック検知機能、ads.txtの自動生成機能がWebサイトの収益化を強力にサポートしてくれるでしょう。
さらに言えば、RE:DIVERの広告機能はWebサイトに馴染ませることを重視しています。広告を過剰に表示しない限り、訪問者のユーザー体験を損なうことはありません。
Google AdSenseをはじめとした様々な広告を手間なく運用できるため、初心者でも簡単に収益を上げられます。安定した収益を築きたい方は、RE:DIVERの導入を検討してみてください。
強化された広告機能で収益を拡大しよう!
Webデザイナー
RE:DIVERは、Webサイト制作を請け負っている方にもおすすめできるWordPressテーマです。
テーマ本体と専用プラグインだけで完結するシンプルなデザイン性はさることながら、様々なプラグインとスムーズに統合できるよう構成されたテーマ設計は、Webサイト制作の幅を大きく広げてくれます。WooCommerceを使ったECサイトやクリエイター向けのポートフォリオ、中小規模企業のホームページでも柔軟に対応していけるでしょう。
RE:DIVERの将来性や汎用性を考慮すれば、早い段階で使い慣れておくに越したことありません。Web制作業者の方は、RE:DIVERで得られる利益を考慮しながら検討してみてください。
なお、RE:DIVERを使って第三者のWebサイト制作を請け負うには、特別ライセンスの取得が必須です。基本料金として年額10,000円(税込)の費用が発生するほか、納品するWebサイト毎に3,500円(税込)のテーマ認証ライセンスが必要になります。
その他の細かい注意事項は、公式販売ページをチェックしてください。
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あとがき
RE:DIVERは、Webサイトを運営する全ての人におすすめできるWordPressテーマです。
ブログ初心者でも直感的に使える優しいUIでありながら、パーソナライズやコンテンツ制作をサポートする強力な独自機能がいくつも搭載されており、Webサイトのロイヤリティとエンゲージメントを大幅に引き上げてくれます。
Webサイト運営の楽しさを存分に味わわせてくれるでしょう。
また、効率化を徹底的に追求したテーマ設計は比類ないパフォーマンスを発揮し、アフィリエイトやGoogle AdSenseによる広告収益を加速させます。
本気でWebサイト運営に取り組むつもりなら、RE:DIVERの導入を検討してみてください。
今すぐRE:DIVERを使いたい方はこちら!